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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

「初速思考」を読んだ

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初速思考という本を読んだ。この本は「目に見える結果をまず出す」というのにこだわったほうがいいみたいなことが書いてあって、その方法についていろいろ書かれている本のようだった。


面白いと思ったことはあんまりなかったのだけど、日々感じたことを1行で記録するって話だけ参考になると思った。日々のことを記録していき、次の手順で次の行動に繋げるという話。

  • 日々感じたことを1行でいいのでノートとかに記録しておく
    • たまたま書店で手にとった本を読んで実践したらすぐに役立った、とか
  • その体験から考えられる次の行動を書いておく
    • 忙しい時でも自分で知りたい内容を、本からピンポイントで学ぶだけで対策の一手が打てる

みたいなこと。大抵良かった悪かったで終わるとそのまま次も変わらず過ごしてしまうけど、次のアクションまで落としこんでおけると良いなと思った。これはKPTでTryをちゃんと出すみたいな話にも繋がりそう。例えば1行メモを取っておいて2週間に一回直近のものを眺めて自分だけでKPTを洗い出すってやり方とかもありそうと思った。


最近ひとまず忙しくて何も出来ない状態みたいな感じになりそうだったので、それに関係しそうな本をとりあえず読んでいった。だいぶ落ち着いてきたので、次にインバスケット思考的な本を読んだら一段落という感じになりそう。

Hubot + Heroku + Slack

Hubot触ってみようと思って、いろいろ動かして見たのでメモ。

Hubotのrepositoryを作る

https://github.com/github/hubot/tree/master/docs これのとおりに

hubot --create shibabot

とかすると作れる。

bin/hubot

とかして動けばひとまず良い。

Slackで動かすためにHerokuにデプロイする

SlackでHubotを動かすためには、

  • Hubot側でSlackのHubot Integrationのtokenなどを設定する
  • Slack側で、Hubotにメッセージを送るためのURLを指定する

の2つが必要。Slack側でURLを指定するために、どこかにデプロイするか、もしくは手元で動かしたのを外から見えるようにする必要がある。Herokuにデプロイするのが難しくなく、かつ無料分で可能なので、そちらで動かす。だいたいのことは https://github.com/tinyspeck/hubot-slack に書いてあるのでそれを参照すれば良い。

まずはSlack側でhubotのintegrationを有効にする。Add New IntegrationしてHubot選択すれば出来るはず。するとHUBOT_SLACK_TOKEN, HUBOT_SLACK_TEAMというのが現れるので、ひとまずhubot側の設定用にこれをメモしておく。

続いてHubotをHerokuで動かせるように設定する。これは、https://github.com/tinyspeck/hubot-slack#deploying-to-heroku を見ればすぐにできるはず。上でメモした情報を利用してherokuの環境変数とかを設定すればよいだけ。途中でHEROKU_URLを設定しているのは、hubotがidlingしないようにするためらしい。

最後にデプロイ先のURLをSlack側のHubot URLというところに埋めれば良い。例えばデプロイしたherokuのURLがhttp://soothing-mists-4567.herokuapp.comであれば、それを埋める。
f:id:shiba_yu36:20140915144235p:plain

ここまででうまく行っていれば、設定したSlack上でhubot helpとかコマンドを打つと返信してくれるはず。そしたらひとまず完成。もしうまく行ってなかったとすると、何か設定ミスなので、herokuのlogとかを見ると解決できるはず。以下のようなコマンドを打つと、herokuで動いているアプリのlogを出してくれる。

heroku logs

僕は最初Hubot URLにpathの/hubot/slack-webhookまで含めてしまい、おかしくなっていたのをログを見て解決できた。

まとめ

  • SlackでHubotを動かすには、メッセージを受け取る先のURLを指定しないといけない(最初はまった)
    • どこかにデプロイするか何かする必要がある
  • Hubotをherokuで動かすのは無料かつ簡単で便利

iphone帯域制限された

土曜にカフェでひたすらkindleの漫画を読んでいたら、1日1GBを超えると三日間帯域制限されるというのに引っかかったらしく、むちゃくちゃ遅いインターネットをiphoneで経験している。

そもそも帯域制限がかかってるということに気づくまでが長くて

  • なぜかインターネットが非常に重いという体験をする
  • 何度もその体験を繰り返して、これはおかしいと思う
  • 帯域制限を疑って、1ヶ月7GB使ってないか確かめるが、1GBくらいしか使ってなかった
  • 1日待ってみるもののやはりおかしい
  • スピードチェックしてみると、体感だけでなくほとんど速度出てないことが分かる
  • 問い合わせることでようやく1日1GBという制限があることを知る

という感じだった。

適切なフィードバックがあれば、こんなフローなしで気づけたはずなので、なんらかのフィードバックが欲しかった、という気持ちになった。サービス作るときには気をつけたい。