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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

github kaigi感想

github kaigiに参加して、発表したりとかした。発表内容についてはまた別で紹介するとして、感想だけ書く。

今回かなり印象に残ったのは「How GitHub Works」、「GitHubで
雑誌・書籍を作る」、「pplog.net の作り方( ˘ω˘) 」の三本。


 「How GitHub Works」では、GitHubではどうやって良い仕事環境とかやりがいのある仕事を作っていっているか、みたいな話だった。その中でどうやってモチベーションを保ってもらうかみたいな話があって、外的要因と内的要因があって、給料とか設備とかの外的要因も大事だけど、それと同様に仕事の柔軟性とかやりがいみたいな内的要因も大事だよねと言っているのが面白かった。
 柔軟性という話題でリモートワークについて触れていたけど、受けた印象として、やはりリモートワークを達成するために、リモートワークを潤滑にするための仕組みづくりにかなり力を入れているなあという印象を持った。今のところはようやくリモートワークを導入できるくらいのツールは揃ってきたけど、自然にリモートワークを達成できるところまではいけてなくて、リモートワークは良い反面、コストをかけるのは仕方ないという意識を持たないとまだうまく行かなそうだなーと思った。
 とは言え、リモートワークだと柔軟性も高くて、仕事以外の部分で非常に良いというのはそのとおりなので、なにかうまく出来ると嬉しい。


 「GitHubで
雑誌・書籍を作る」も良かった。本を書くにしても何にしても、一番最初にやる時ってあんまりノウハウがなくて、とにかく一人で悩み続けるということになりがちなので、それをうまくGitHubを利用して早めにフィードバックするというのは素晴らしいと思った。まだ書籍とか書いたこと無いけど、ぜひ何かしら書きたいので、書くことになったらこういう感じで回してもらえると非常に書きやすそうだなと思った。


 「pplog.net の作り方( ˘ω˘) 」も印象に残ってる。Poem Driven Development、本当に良いこと言ってて、最初にPoemありきみたいなこと言ってたけど、結局何かを作る時はどういう世界にしたいかとか、こういうことに困ってるからそこを解決したいんだとか、なぜそれを作るかをはっきりさせる必要があって、かつそれをずっと持ち続けられるようにどこかに書いておくべきとかいう話してたと思ってて、すごく印象に残った。えてして、状況の変化によりサービスの方向性がぶれぶれになって、みんな何作ってるか分からないことになることが多いので、きちんと最初にPoem作ってどっかに書こうとか言ってるのは良い。


 github kaigi、個人的には面白い発表ばっかりで、満足度高かった。自分も500人の前で発表する機会とかこれまで無くて、非常に良い体験が出来た。発表緊張してなさそうとか言われたけど、発表前は結構緊張してて、けどなんか500人の前に立ったら、ああなんか500人ってこんなに人いる感じなのか面白いな、って感じになって、逆に落ち着いてきて、安定して発表できた。


 良い経験でした。運営の皆様お疲れ様でした。